2006.11.02 Thu

kaki.jpg
小学生の頃。
母方の祖母の家には、玄関に 大きな柿の木が 2本あった。

秋。 柿が かきいろに色づく頃 祖母の家に行くと
同い年や 3つ年上のいとこ達と 柿の木によじ登る。

柿は たわわに実り、 いつも つぎつぎと もいでは下にいる子に手渡し
エプロンがわりに広げたスカートに いっぱいになるまで 収穫した。

柿は 尻の平たいほうから くるくると皮をむく。
収穫したばかりの柿。 好きなのを 好きなだけ 自分で皮をむいて食べる。
柿の皮むきは すっかり上手になった。




昨日 今年初めての 柿を食べる。
柿の 尻の平たいほうから くるくると 皮をむき始めると
小学生の頃に 戻ったように 錯覚する。

ヘタを 包丁の先のとがったところで くるっと抜き取り
平たいほうから 十文字に包丁で分けると
タネがなかった。

ばあちゃんちの 柿にも 時々 種のないのがあった。
それに当ると 種をえり分けながら食べる煩わしさから開放されるので ラッキー、と思った。

きょうは ラッキー ?

今日 仕事帰りに 
柿をもらった。

これか。  かきいろの  しあわせは。


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2006.11.01 Wed
お茶の花

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お茶の花が 咲いていた。


白くて丸い花。
山茶花を小さくしたような花。


お茶の花が咲くと
冬が近いんだなぁ と 思う


小さな花で なかなか うまく撮れない。
四苦八苦 お茶の木に はりつくように 撮った。



撮り終えて ふと 空を見上げると

雪虫が 一匹   ふぅぅっ…   っと  空に のぼっていった



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2006.10.07 Sat
ぴかぴかの 満月

昨日大荒れした 巨大な低気圧が去ったので
空気が透き通っている。

低気圧の名残の 厚みのあるちぎれ雲が
月の側を 灰色の光りに縁どりされて 流れるように飛んでいく。

空は 満月にてらされて 濃い藍色。

月が まぶしく、  まぶしく 光る。

ギ ギ ・ ・ ・ ・ 


虫の音が  茂みの奥で  低く響く。



今年は旧暦で7月が閏月。
今日は旧暦 8月16日。


中秋の名月。


 





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2006.10.01 Sun
ゆず * 香味料

金沢で香りん寿司というおすし屋さんに入った。
近江町市場に近くて、ランチだといつもは1000円の 『てんこもり』 が900円。
ネタは新鮮で大きく、とても満足。
お昼時は周辺のサラリーマンが入れ替わり立ち代り、満員。

ランチについてくるお吸い物。
パッと蓋をあけると、爽やかなゆずの香り。
一片のゆずの皮が削り入れられている。
そして三つ葉のすがすがしい香り。

ああ。懐かしい。


 関西ではお吸い物にゆずの皮が入っていることがけっこうある。
 そんなに気取った料亭のようなところではなく、普通の定食屋でも。
京都などに行けば、もっとも顕著にゆず、三つ葉、山椒、みょうがなど
香りのものを多用している。
 うどんの汁にゆずの皮を削りいれてあるのも、それほど珍しいことではない。
茶碗蒸しに至っては、必需品 といっていいほどではないだろうか。


 そういえば、こういった香りのものがよく使われているのは、
関西風の、しっかりお出汁が利いていて、薄口醤油で味付けされた、 
椀の底がすっきり見通せる、そういう料理の時ではないか。
 関東であれば、ネギ、生姜、が定番のところ
関西では 季節ごとに さまざまなバリエーションがある。
 季節ごとにそれを楽しんでいる。


そんなことなど ふと思った。
ゆずの香りが 深く 心にしみわたった。




秋はゆず、すだち、かぼす、
柑橘系のすっきりした香りが 心を安らげ 秋の実りを感じさせてくれる。
おいしい秋の味覚を楽しもう、という気持ちになる。


秋の香り。 なのかもしれない。




 19:50:04   comment:0   trackback:0   [風 ё 暦]
2006.09.24 Sun
きんもくせい
きんもくせいの香りがする。

街の中で あまり風の通らないところだと
香りがこもって 濃厚すぎる。
きんもくせい
は 小さな花なのに
とてもとても 強い香りを放つ。

風が通る 広い空の下
どこからともなく 香ってくる きんもくせい
風に薄められた甘い香りが モモのようで
とても やさしく なつかしい。


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